2015年4月28日火曜日

Insomnia (Craig David)

なげきつつひとりぬる夜の明くる間は…

 私の生徒ならおなじみの「蜻蛉日記」で有名な、かの右大将道綱もひとりの夜を切なく詠いあげています。
 いつの時代も、夜は心を裸にしてしまうものなのですかね。
 私の敬愛するCraig David師匠も、彼女に勝るとも劣らずです。初めて彼の曲と出会った時、知らぬ間に涙が頬を伝っていました。
 彼の素晴らしさはこれからも色々な曲を通して紹介していきますが、まずはこの曲で彼の世界に浸かってみてください!



(verse1)
Never thought that I'd fall in love, love, love, love
But it grew from a simple crush, crush, crush, crush
Being without you girl, I was all messed up, up, up, up
When you walked out, said that you'd had enough-nough-nough-nough

(pre-chorus)
Been a fool, girl I know
Didn't expect this is how things would go
Maybe in time, you'll change your mind
Now looking back i wish i could rewind

(chorus)
Because i can't sleep til you're next to me
No i can't live without you no more
Oh i stay up til you're next to me
Til this house feels like it did before
Feels like insomnia ah...

(verse2)

Remember telling my boys that I'd never fall in love, love, love, love
You used to think I'd never find a girl I could trust, trust, trust, trust
And then you walked into my life and it was all about us, us, us, us
But now I'm sitting here thinking I messed the whole thing up, up, up, up

(pre-chorus)
Been a fool, girl I know
Didn't expect this is how things would go
Maybe in time, you'll change your mind
Now looking back i wish i could rewind

(chorus)
Because i can't sleep til you're next to me
No i can't live without you no more (without you no more)
Oh i stay up til you're next to me (to me)
Til this house feels like it did before (Because it)
Feels like insomnia ah...

(bridge)

Ah, i just can't go to sleep
Cause it feels like I've fallen for you
It's getting way too deep
And i know that it's love because

(chorus)
I can't sleep til you're next to me
No i can't live without you no more (without you no more)
Oh i stay up til you're next to me (to me)
Til this house feels like it did before
Feels like insomnia ah ah...


Feels like insomnia ah ah...


(verse1)
本気でひとを愛することなんてないと思ってた
ほんのちょっとのきっかけから君への想いは大きくなって
もう君なしではいられなくなってしまったんだ
ここを出て行った時,もううんざりだと言ったよね

(pre-chorus)
バカだったって、自分でもわかってるんだ
こんな風になることなんて望んじゃいなかったのに
やがて君も変わってしまうのかもしれないけれど
思い返してはあの頃に戻りたいなんて考えてる

(chorus)
だって君が隣にいないと眠れなくて
いや、君なしではもう生きていくこともできない
またここへ戻って来て
この家があの頃みたいに戻るまでは
夜通しここで待っているから
ああ、まるで不眠症にでもなったみたいだよ
不眠症になったみたいに、眠れないんだ

(verse2)
誰かを本気で愛すことなんて絶対ないって言ってきた
そんな僕をみて、心を許せる相手は見つからないだろうと思っていたね
だけど君は僕の人生の中に入ってきて、そこまでの関係でしかなかった僕ら
なのに今は独りここに座って、全部台無しにしてしまったことを痛感してる

(pre-chorus)
バカだったって、自分でもわかってるんだ
こんな風になることなんて望んじゃいなかったのに
やがて君も変わってしまうのかもしれないけれど
思い返してはあの頃に戻りたいなんて考えてる

(chorus)
だって君が隣にいないと眠れなくて
いや、君なしではもう生きていくこともできない
またここへ戻って来て
この家があの頃みたいに戻るまでは
夜通しここで待っているから
ああ、まるで不眠症にでもなったみたいだよ
不眠症になったみたいに、眠れないんだ

(bridge)
どうしても眠れないんだ
この僕が、君を好きになりはじめているなんて…
想いはどんどん募っていく
誰かを愛するってこういうことだったんだね


(chorus)
だって君が隣にいないと眠れなくて
いや、君なしではもう生きていくこともできない
またここへ戻って来て
この家があの頃みたいに戻るまでは
夜通しここで待っているから
ああ、まるで不眠症にでもなったみたいだよ
不眠症になったみたいに、眠れないんだ


いかに久しきものとかはしる

 失くしてから、その愛しさや大切さに気づく。同じようなテーマでも、いずれご紹介する「You don't miss your water till the well runs dry」が「きみ」に宛てたものだとしたら、この曲は自分に宛てたものですね。
 独りで眠るベッドは広く冷たく、「きみ」のいなくなった夜はこんなにも長いものなのかと、共感できる方も多いのではないでしょうか?
 冒頭に取り上げた作品のような時代は、女性がひたすら男性を待つ「通い婚」なので全く逆ですが、男性の女々しさと引きずり方や女性の切り替えの早さを考えると、この歌こそ現代版「蜻蛉日記」かもしれません。笑

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