2016年10月21日金曜日

Waiting For Love (Avicii)

やっと繋がりました、全てが。


この曲がリクエストを頂いてから半年以上も下書きで燻っていたのは、MVと歌詞とメロディーが一見矛盾して見えてしまい、繋がらなかったからです。
今、自分が同じ立場に置かれてやっと理解することができました。

主人公の老夫婦は、自分の世界に閉じこもり腐っていくだけの夫とその妻。
ある日妻は愛想をつかしたのか、夫を一人残して出て行ってしまいます。
絶望にくれる夫はやがて、自分の力で妻を探す旅に出ます。
波乱万丈な道中で出会うたくさんの人々と、彼に起こる様々な変化。
彼の旅路は、どんなクライマックスを迎えるのでしょうか。

うずくまっていることが"waiting"じゃない、
委ねることだけが待つことじゃないのだと、
やっと気づいた覚悟とともに全身全霊を込めてお送りします。
ご覧あれ。




(verse1)
Where there's a will, there's a way, kind of beautiful
And every night has its day, so magical
And if there's love in this life, there's no obstakle
That can't be defeated

「意志あるところに道が開ける」いい言葉だろ?
明けない夜なんてない、不思議なもんだよな
愛する気持ちがある限り
超えられない壁なんてないんだ

For every tyrant a tear for the vulnerable
In every lost soul the bones of a miracle
For every dreamer a dream we're unstoppable
With something to believing

どんな独裁者にも、哀れみの涙は降り注ぐ
どんな心無い人間にも、そんな彼らのためにこそ奇跡の種はある
どんな夢追い人にも、そんな彼らが進み続けるために「信念」がある


(chorus)
Monday left me broken
Tuesday I was through with hoping
Wednesday my empty arms are open
Thursday waiting for love, waiting for love
Thank the stars it's Friday
I'm burning like a fire gone wild on Saturday
Guess I won't be coming to church on Sunday
I'll be waiting for love, waiting for love
To come around

最初は打ちひしがれてさ(月曜日)
次の日には望みも消え失せて(火曜日)
空っぽの両手を広げてみたら(水曜日)
やっぱり愛を、君を探していたんだ(木曜日)
あの星のように、君がいたから気づけたんだ(金曜日)
今は解き放たれた炎のように燃えているよ(土曜日)
もう教会にお祈りに行く必要なんてない(日曜日)
自分の道が見つかったんだ


(verse2)
We are one of a kind irreplaceable
How did I get so blind and cynical
If there's love in this life, we're unstoppable
No, we can't be defeated

僕らはそれぞれが、かけがえのない存在なんだ
いつからか見失って、不貞腐れていたけれど
人生でかけがえのないものを見つけたらもう迷うもんか
誰にも何にも、挫くことはできないさ


(chorus)x2
Monday left me broken
Tuesday I was through with hoping
Wednesday my empty arms are open
Thursday waiting for love, waiting for love
Thank the stars it's Friday
I'm burning like a fire gone wild on Saturday
Guess I won't be coming to church on Sunday
I'll be waiting for love, waiting for love
To come around

最初は打ちひしがれてさ(月曜日)
次の日には望みも消え失せて(火曜日)
空っぽの両手を広げてみたら(水曜日)
やっぱり愛を、君を探していたんだ(木曜日)
あの星のように、君がいたから気づけたんだ(金曜日)
今は解き放たれた炎のように燃えているよ(土曜日)
もう教会にお祈りに行く必要なんてない(日曜日)
自分の道が見つかったんだ



お気づきでしょうか?

彼の旅路の最終地点は、結局自分の家だったんです。
彼女は、彼が輝きを取り戻して帰ってくるのを待っていた、最初からどこにも行ってなどいなかったのです。
男とは弱く脆いものですね…。
しかし彼は、帰ってこれた。変わってこれた。
不安に押し潰されそうになりながら旅立ち、殻の外の世界を知り、その厳しさに直面し、一番大切なもの(妻)を思い出し、強くなってまた走り出し、たくさんの人に出会って、誘惑に目もくれず、帰ってきたのです。

もしも彼が途中で道を間違えていたら、
このエンディングにはなりません。
それに、一番に感謝しなければならないのは彼の妻にです。
こんな情けない男は捨てられても文句は言えないはず。
度々MVの中に若き二人の写真が出てきますが、彼女の心が離れなかったのは、二人の間に何をもっても消せない時間と「確かな愛」があったからでしょうね。

ここまで考えると、やっと"waiting"を動的に捉える歌詞の意味も、前に進んで行くようなメロディの意味も、一見単調なMVの意味も繋がります。
また、非常に動的なアニメ版リリックビデオも違和感なく入ってきますね。

*涙もろい方はハンカチ必須です*



さて、問題は自分自身。
そろそろ7日目、出発の時間です。
幸いなことにゴールだけは見えています。
行ってきます!

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