2016年9月26日月曜日

Chasing Rainbows (No Use For A Name)

心の重荷が邪魔をしている、そんな時は…

 大切な友人がなんだか最近お悩みのようで、丁度いいNo Useのオープンリクエストがあったのを思い出し、この曲を引っ張ってきました。
 今回の一曲は、ちょっとだけいつもと違った視点・違ったまっすぐさのある一曲です。
 No Useの色が全面に出ているオリジナルVer.の他に、トニーの優しく切ない歌声の素晴らしさを感じることのできるアコースティックVer.も素敵です。
 *今回は相当意訳しています。「どうしてこのフレーズがこんな解釈になるの?」といった質問やご意見があれば、リクエストフォームを問い合わせ用に使用していただいて構いません。

(オリジナルVer.)


(アコースティックVer.)


(verse1)
Just heard the news today
Let yourself down once again
Trusted your feelings in a place no one goes
Will you do anything
To satisfy your so-called friend
There's something you ought to know
Before you explode


聞いたよ
また自己嫌悪に陥ってるんだって?
独りよがりの感情に物事を委ねたりするからさ
そんなになってまで、その「友達」ってヤツを喜ばせたいのかい?
君には知らなきゃいけないことがあるね。
さもないと自分で耐えられなくなってしまうよ


(chorus)
All I want to do is make it sure
You stop to chasing rainbows
Trusting those around you is an easy thing to do
I'm not saying don't believe in
Someone that you don't know
Just don't go on thinking that the whole world tells the truth


キレイな虹ばかり追いかけてどうするのさ
周りに身をゆだねてしまうのは簡単な事だけど
知らない誰かを信用するなって言ってるんじゃない
ただそんな「お人好し」のままじゃダメなんだよ


(verse2)
It's all fucked up
Being reserved and quiet
She doesn't understand the message that you send
Don't give it all away somewhere
Sometimes there's someone
Who can replace that state of mind
you never give it time (never)


おとなしく従順に?
そんなのクソくらえだ
そんなんじゃ彼女は君の気持ちに気付いてくれないぜ
そうヤケになるなって
そんなに時間を無駄にしなくたって
いつかどこかに
その心に光をさしてくれる誰かがいるさ


(chorus)
All I want to do is make sure
You stop chasing rainbow
Letting everybody crawl inside your heart and mine
Kicking you is easy when
You're down that's where the weak go
To release their anger on someone who will not try to stand up, and give them a fight

キレイな虹ばかり追いかけてどうするのさ
心の内をさらけ出して行こうぜ
落ち込んだ時に自分を責めるなんて簡単だ
でもそんなのはさ
立ち上がりもせず闘志のない弱いヤツがすることだよ
さあ気持ちを解き放とう



正直者は何を見る?

 他人に優しく、自分に厳しく、まっすぐに、正直に。
 誰もがそうありたいと思い、そうあろうとし、多くの矛盾や理不尽と向き合っていて、眼前の壁の克服の仕方も人それぞれです。
 私は正統派に「乗り越える」ことが苦手なので、だいたいいつも抜け道や回り道を探すか、あるいはいっそ壊してしまうかといったところですが。笑
 話が脇道に入ってしまいましたが、大事なのは「見てくれがいいこと」ではなく「自分に正直である」ことだと思います。トニーも、そんな風に歌っているように聞こえませんか?
 そしてそんな正直者が「バカを見る」のではなく、最後には「まっすぐに歩んできた自分の道」と「希望の光」が見えることを願いましょう。

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