2015年12月15日火曜日

Wonderwall (Oasis)

今年一番の難関!自信作です。笑

 初っ端からこいつは何を言っているのだ(笑)状態ですが、英語と洋楽の大先輩であるYさんからこんな難解な曲のリクエスト(いやむしろこれは課題?)をいただき、長らく奮闘した末、ようやっと完成した次第です。
 激しく落ち込んでどうにもならなくなった時に心の支えになってくれくれる、そんな一曲です。
 僕なんて足元にも及ばない方なので一蹴されてしまう可能性はありますが(笑)、一応Yパイセンにも納得していただけるだろうクオリティには仕上げたつもりです。^^;

 この曲のポイントは、他ならぬ「Wonderwall」をどう料理するかですが、自分を守ってくれるもの・救ってくれるものといえば、ハ○ーポッターの「守護霊」しかり遊○王の「聖なるバリアミラーウォール」しかり、前回の「Africa」同様10人いれば10通りの「Wonderwall」のイメージがあるわけで、「心の対話」の色が強いこの曲、今回は敢えて抽象的に「鑑」と訳してみました。

 もう一つの難解はストーリー自体ですが、そちらは訳本体と解説でゆっくり味わいましょう。

*ヒント:同じワード・センテンスも、文脈が変われば意味合いもガラッと変わりますね






(verse1)
Today is gonna be the day
That they're gonna through it back to you
By now you should've somehow
Realized what you gotta do
I don't believe anybody feels the way I do
About you now

Backbeat the word was on the street
That the fire in your heart is out
I'm sure you've heard all it before
But you never really had a doubt
I don't believe anybody feels the way I do
About you now


(pre-chorus)

And all the roads we have to walk are winding
And all the lights that lead us there are blinding
There are many things that I would like to say to you
But I don't know how


(chorus)

Because maybe
You're gonna be the one that saves me
And after all
You're my wonderwall


(verse2)

Today was gonna be the day
But they'll never through it back to you
By now you should've somehow
Realized what you're not to do
I don't believe that anybody feels the way I do
About you now


(pre-chorus)

And all the roads that lead you there were winding
And all the lights that light the way are blinding
There are many things that I would like to say to you
But I don't know how


(chorus)
I said maybe
You're gonna be the one that saves me
And after all
You're my wonderwall

I said maybe
You're gonna be the one that saves me
And after all
You're my wonderwall

I said maybe
You're gonna be the one that saves me
You're gonna be the one that saves me
You're gonna be the one that saves me




(verse1)
いよいよやってきたんだ
今までの業が自分に跳ね返ってくるときが
どうにかして気付いておくべきだったんだよ
自分がすべきだったことたちに
お前のことをこんなに考えているのは俺だけだよ
いや、きっとそうさ
巷じゃあ「あいつの情熱はもうなくなった」なんて
そんな風に噂されていることを
そんなのお前も知っていたよな
でもそんなことでくじけたりはしないだろう?
俺はお前のこと、他のみんなみたいに
そんな風にはお待っていないぜ


(pre-chorus)

立たされた道は曲がりくねっているし
目指す光は眩しすぎて見えないよ
お前に言いたいことは山ほどあるけれど
いざとなると、どうしたらいいかわからないんだ


(chorus)

俺を救えるのはお前しかいないんじゃないかって思うと
尻込みしちゃうんだ
とにかくさ
お前は俺の鑑なんだよ


(verse2)

本当なら今日、君の努力が報われるはずだった
でももう、そんな日は二度と来ない
どうにかして気付いておくべきだったんだ
自分が今まで目を背けてきたことについて
でもみんなが何と言おうと
俺だけは本当のお前をわかっているから


(pre-chorus)
目の前の道は曲がりくねっているけれど
目指す光は眩しいほどに俺たちを導いてくれるさ
お前に言いたいことは山ほどあるけれど
いざとなると、どうしたらいいかわからない


(chorus)

言っただろう
俺を救えるのはお前しかいないんだって
とにかくさ
お前は俺の鑑なんだよ

言っただろう
俺を救えるのはお前しかいないんだって
とにかくさ
お前は俺の鑑なんだよ

言っただろう
俺を救えるのはお前しかいないんだって
俺を救えるのはお前だけなんだ
自分を救えるのは他でもないお前なんだよ 



結局、どう解釈したらスッキリするの?

 恋人・親友・モノなど様々な解釈がありますが、この曲・物語を一番スッキリ解釈できるのはやはり「自分自身との対話」という構図でしょう。(先人の解釈にもこの説がちらほらありましたが…)
 最後の同じセンテンスを繰り返すところなどは、自分に言い聞かせているように聞こえてなりませんし、サビとそれ以外で立場に矛盾があるように見えてしまうのも、心の中の自分との対話だと考えれば納得できます。
 絶望色ばかりの序盤から段々と前向きな色が強くなってくる構成も、心の対話の物語として大いにダイナミズムを感じます。
 みんなに何と言われようと、自分が自分を見失わなければいい、自分で自分のことを一番理解してやろうぜというメッセージが伝わってくるようですね。

 僕にとっての「Wonderwall」ってなんだろうと考えてみると、これがまた厄介な思考の渦に飲み込まれそうになります。
 お守りとして身につけているものは幾つかありますし、幸運なことに腹を割って話せる友人もいます。
 確かに最後に変わることができるのは自分自身のみですが、守り導いてくれる存在としては、自分自身なんかよりも頼れるものがある僕は幸せなのかな?
…なんて考えてみたりする、クリスマスも寂しく仕事が確定した今日この頃。泣


0 件のコメント:

コメントを投稿